• お知らせ
  • メディア掲載
  • プレスリリース

2024/11/28

プレスリリース

地域と企業に寄り添う“OFFICE DE YASAI”の社会的使命について―社外取締役横山邦男氏と代表 渡邉の対談を公開―

食の福利厚生“設置型健康社食®“「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」を運営する株式会社KOMPEITO(東京都品川区、代表取締役CEO 渡邉瞬)の社外取締役として、2023年11月から横山邦男氏が就任いたしました。

2023年11月28日の社外取締役就任から1年が経ち、横山氏と代表取締役CEO 渡邉の対談を公開いたしました。

<対談>

インタビュアー:株式会社KOMPEITO 代表取締役CEO 渡邉瞬

インタビュイー:横山邦男氏

渡邉「ご就任いただいてから1年が経過しますが、当社のはじめの印象を教えてください。」

横山氏「KOMPEITOのことは何年も前から存じ上げていたわけではなく、ご紹介から引き合わせてもらいました。KOMPEITOという応援したい会社、そして渡邉さんという面白い社長がいるのでぜひ一度会ってほしいと。初めてお会いした印象は、かなり精力的な方だという印象でした。年齢も40歳ということで、迸るような熱気を感じました。その後、社外取締役の打診があり、こういう気持ちの良い人の会社だったら面白いなと思い引き受けました。私は熱意のある若い人が好きですし、食が好きなので。その2点に惹かれ、引き受けることにしました。」

渡邉「ありがとうございます。私が横山さんに社外取締役をご依頼したいと思ったのは、物流と金融をどちらも経験されていらっしゃる点にとても魅力を感じたからです。今後を見据えて体制を整えていかなければならない中で、鍵となるのは物流と金融だと考えています。三井住友銀行を経て、日本郵便の社長もご経験されている横山さんほどピッタリな方はいない!と思いました。コンプライアンスやガバナンス強化の部分を含めてもお力添えいただきたいと思いました。」

横山氏「私は賑やかなのが好きで、若さが好きなんですよ。私は若い人を可愛がりすぎだとずっと言われています(笑)。若いメンバーとランチミーティングをして、刺激をもらうこともあります。一部の企業では、自ら現場での経験を伴わずにデスクワーク中心で業務を進め、それで世の中の動向を把握していると思ってしまいがちですが、私は初めてKOMPEITOに来た際に、この会社はそうじゃないなという雰囲気を一瞬にして感じました。

渡邉さんが40歳、平均年齢が32歳って素晴らしいなと。そういうところに身を置いてみたいと思いました。

これからの世の中に対して貢献ができるスタートアップ企業に対する応援であれば、私がお役に立てるのであればできる限りのことをやりたいと思っています。

また、私の唯一の趣味は「食」なんです。食べるものが人の心身を作ってくれます。「食」を共にすることで仲間意識ができることも経験してきました。「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は、野菜や健康的で栄養のあるものを働く場所で手軽に食べられる環境を提供できる。そういった意味で素晴らしいアイディアだなと思っています。

私は大学を出て住友銀行(現三井住友銀行)に入ったのですが、本店だけでなく支店にも社員食堂(社食)がありました。人事部長からは、“社食で仲間意識が出来るんだ”と言われました。昼食の約一時間だけではあるものの、そこで仕事だけでなくプライベートも含めいろいろな話をすることで、まとまりが良くなっていくのだということを言っていたんです。

それもあり、”社食は全ての会社にあったらいいのにな”という思いは常に持っていました。でも、なかなか社食を作るのは大変な中で、「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」は素晴らしいアイディアだなと。

「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉があるけれども、やはり人間は食べているもので心身が形成されているので、肉体が健全でないと正しい精神思考というのは出てこないと思うんですよ。「OFFICE DE YASAI(オフィスで野菜)」はそこに貢献する立派な事業で、今の時代に合っていますよね。」

渡邉「OFFICE DE YASAIで、企業規模(大企業/中小企業)やエリア(地方/都市部)の食に関する格差を解消したいと考えています。

当社は現在、最北端は利尻島、最南端は与那国島までサービスを導入いただいていて、先日最南端である与那国島の企業様に伺ってきました。

とても喜んで利用いただいていて、共同売店しかないので食費が浮くことと、島外に行った時の買い出し量が半分になって楽になったこと、また台風が来たときに物流が途絶えて食料に困ることがなくなったとおっしゃっていただきました。世の中のためになれていることを実感し、非常に嬉しかったです。

その際に、与那国島にスーパーやコンビニはないのに郵便局が二つあったことには、感動しました。」

横山氏「郵便局は地域を守るために減らさないんです。 “日本国は郵便局と共にあって、郵便局が日本国と共にある“と、私はよく言っています。

“社会的使命の全うなくして成長なし”とも言い続けているのだけれど、この社会的使命を追求していけば数字っていうのは後から自ずとついてくるわけであって、尊敬や信頼を集めると思うんです。数字を上げるために一番大事なものを疎かにするようなことがあると破綻するのは当たり前ですよね。したがって、自分たちの社会的使命を忘れることなく追求し、どれだけ企業努力ができるかが大事だと思っています。」

渡邉「横山さんが今後KOMPEITOに一番期待されるところはどんなところでしょうか。」

横山氏「「OFFICE DE YASAI」の更なる普及はもちろんのこと、さらに言うと食に関する教育というか、そういったことにもぜひ取り組んでいただきたいと考えています。これからの日本を背負っていく世代に対して栄養をどう供給していくか、一緒にやっていけたらと思っています。」

◼️ 横山邦男氏プロフィール

東京大学卒、1981年に住友銀行(現三井住友銀行)入行。三井住友銀行常務執行役員、三井住友アセットマネジメント代表取締役社長、日本郵便代表取締役社長等を歴任し、現在はPCIホールディングスの代表取締役社長を務める。宮崎県出身。

戻る